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最近その日誰に出会ったのかを書き残しておくようにしている。書き残すと、実に毎日色々人に出会い、気づきをもらっていることがわかる。でも振り返ろうとしないとその出会いの足跡はすぐに消えてしまうんだよな。(2025/10/01)
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気づけば明け方の南の空には冬の大三角形が出ています。空はすっかり冬の準備に。(2025/10/02)
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人間関係で一番難しいことの1つは嫉妬の扱い方・見極め方だと思う。嫉妬はあからさまに表出されることは少なく、それは時に社会正義を掲げた攻撃として、時に過剰な褒め言葉として、時にアドバイスとして、時に相手に投影されて現れる。後、嫉妬には「女」が二つも入るが、男性の嫉妬も相当に厄介。(2025/10/03)
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高市氏が発した「ワークライフバランス」が物議を醸している。しかし、決意表明とも取れる言葉が国民に及ぼしうる悪影響についてここまで繊細に警戒できるなら、なぜコロナ禍で同じような批判の声を上げてくれなかったのだろう。あの時、政府・自治体、一部の専門家は、決意表明どころか、明確に国民に向けて、「気の緩みのせいで感染拡大が起こっている」と3年間言い続け、それを多くのメディアが拡散した。社会問題をはっきりと「国民の頑張りの足りなさ」に還元していたのだ。その裏で子どもの自殺は増え、非正規雇用の人々の職は奪われ、莫大な補助金の一部はとんでもなく妙な方向で使われていた。なぜ今と同じくらいの熱量であの全体主義的なメッセージを批判してくれなかったのだろう。(2025/10/06)
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東工大(今は東京科学大)での講義は2年目に入った。4年ぶりの大学復帰で1年目は振り返るとかなり精神的にも辛かったが、去年の反省と近年の生成AIの目まぐるしい進化を元に、今年はやり方を大刷新。学生も去年より楽しそうだし、私自身もずっと楽しくできている感覚がある。そして学生さんとの出会いはいつ何時も宝。(2025/10/08)
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"罪というのは必ずしも実体を伴うものではなく、自らの不完全さに対する対処を誤るということではないのか。孤独を深めることを避け、一時に快楽に甘んじようとしてしまうことではないのだろうか" 「光る夏」鳥羽和久著(晶文社)
最近毎日読み返す至言。(2025/10/15)
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もはや出す出す詐欺になってしまっている。いそのの気まぐれニュースレター。登録くださっている方もいるので、きちんと配信できる形を整えようと考えおります。いつでもできるはいつでもやらない。(2025/10/17)
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自分よりもずっと若い人に言葉が届いたなと思える瞬間がとても嬉しい。でもその中身は、「そんなものは存在しない」とか、「そんなものは幻想だ」とかいった、ある種の破壊・否定を通じた快感や、熱狂ではなく、世界を広く見渡すことができる感覚を伴うような穏やかなものであってほしいと切に願うし、自分はそういうものを提供できるような大人でありたい。(2025/10/21)
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言葉をきちんと届けたいと思う。そしてそれは、SNSでどれだけ拡散されたかとか、何回重版したとか、そういうこととは全く別の世界にある。でもそういうものがどうしても指標となってしまう。これをどうかき分けていけばいいんだろう。(2025/10/26)
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鷲田清一さんの綴る「折々の言葉」に宮野真生子さんの言葉が掲載されました。鷲田さんは宮野さんが尊敬していた哲学者。箇所は『急に具合が悪くなる』の第6便です。お持ちの方はぜひ前後も読んでいただければ嬉しいです。(2025/10/29)
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『急に具合が悪くなる』。折々の言葉に連続掲載。(2025/10/30)

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『菜食主義』(ハン・ガン著, cuon)。日常のふとした瞬間にワンシーンが甦ってくるような本。
直感に響いてくるものはあるけど、それが何かは捉え難い。こういう言葉との出会いを大切にしたい。(2025/11/1)
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「コロナ禍の自粛がやりすぎなのでは」とか、「いまだに続く面会制限がおかしいのではないか」といった発信をしていると、磯野はマスクをつけないし、医者は嫌いだし、ワクチンを打ったりなんかしないと確信をもって思われることがしばしばある。しかし私は場合によってはマスクをつけるし、持病は今のところないけれどかかりつけのお医者さんは2人もいるし、インフルエンザワクチンはすでに接種済み。人類学的に興味深い現象ではあるけれど、私に向けられる理解の当事者として思うところは色々ある。(2025/11/5)
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右で書く練習をほぼ1年続けた成果(2025/11/7)



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「すぐ理解できる」「すぐわかる」の「すぐ」に期待される時間がどんどん短くなっている昨今。でも人間の身体は古来からほとんど変わっていない。「理解」と「わかる」は知識が身体に馴染むに過程。その身体感覚を楽しむのが学びなのに、「すぐ」に価値を置く人たちが、その楽しさを消し、「データを大量に食わせて直ちに排出させる」みたいな形に学びを変えてしまう。教育の現場に身を置く1人として、この流れにはしつこく抗いたい。(2025/11/8)
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「昭和生まれで老害でごめんなさい」的なムーヴを昭和生まれはそろそろやめるべきだと思う。昭和を絶賛しようというつもりは毛頭ないが、昭和を一義的に悪者にする流れの方が危ないと感じる。(2025/11/10)
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